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一流と二流

先日、飛行機に乗りました。夏休みの土曜日でもあり、飛行機はかなり混んでいました。私は、空港カウンターで席替えの依頼をしましたところ、行きの飛行機会社では、「少々お待ちください」と言って、パソコンに向かって空席を調べ、「この席ならご用意が出来ますが」と複数の席の案内をしてくれました。

一方、帰りの時にも席の移動を別の航空会社にお願いしましたところ、「本日は混んでおり、空いていません」と瞬時につれない返事が返ってきました。仕方なく搭乗したところ、私の近くの席が、まるまる空いているではないですか。誰か来るのだろうかと思っていましたが、誰も来ませんでした。

私は、変更が出来た、出来ないかを問題にしているのではなく、お客様の要望に対するスタッフの対応姿勢が企業姿勢に反映していると思います。一流、二流の差は、会社規模ではなく、社員が常にまた瞬間的に相手の立場になることが出来るかが、一流と二流の違いと感じました。

私達も、お客様から、良い意味での我が儘や変更を受けます。その際に咄嗟に対応出来るかが一流への道に繋がります。さらに、進化していきたいと思います。

 

2023年8月10日

コミュニケーション

新型コロナウイルスの感染から3年半になります。この3年半という期間は皆同じですが、世代によりましては、影響が大きく変わります。

私は70歳ですのでこの3年半は、時間的には人生の5%でしかないですが、若い方にとっては大きな期間になります。

この3年半の間に、コミュニケーションのとり方が変わりました。なかなか対面でのコミュニケーションが出来ない中で、SNSやZoomによるコミュニケーション形態が主となりました。Zoomは多くのメリットを生み出しました。会議の場所を心配せず、距離の問題や感染対策、会議やミーティングが容易に出来るようになりました。一方、アナログで接することが少なくなり、打ち解けた心からのコミュニケーションが少なくなりました。

コミュニケーションとは、相手の理解や相手に自分を理解してもらうことです。世の中は、異なる価値観の人が集まって生きています。そしてチームを作ります。議論をして、質を高めます。若い方にとって、そのようなコミュニケーション能力を高める機会に、新型コロナがあったことは影響が大きいですが、積極的に声をかけ、コミュニケーションの質を高めてください。

 

2023年7月10日

とちぎ地産地消夢大賞

令和4年度のとちぎ地産地消夢大賞に当社の「やさいくる活動」(食循環システム)が選ばれました。

このシステムは、給食で出た食品残渣をプラント工場に運び、その工場で土壌活性液を作る。その土壌活性液を圃場に投入し、その圃場で堆肥を加えて農作物を作る。その農作物は流通や加工を通じて再度給食に使用され、またその食品残渣がプラント工場に入るという環境循環システムです。このシステムは、CO2削減の環境対策のみならず、そこで生産される野菜は、えぐみの少ない野菜として、野菜嫌いの子どもにも喜ばれるものです。以前は、国の環境白書にも掲載され、今回は県からの表彰という評価になりました。

我社は中小企業ですので、大手企業と戦うには、サービスや商品にオリジナリティが必要となります。当社には、3つのこだわりがあります。「人」「食材」「安全」ですが、その中にもオリジナリティのこだわりがあります。「食材」については、この「やさいくる活動」もその一つになります。

我社の武器は、オリジナリティです。私達は、自社の良さを意外と気が付かないものです。とちぎ地産地消夢大賞は我社の自慢です。有効に活用してください。

 

2023年6月10日

5月8日~、どうなる?

新緑の季節になり、一年の中でも、過ごしやすい時期となり、同時に新型コロナの感染が落ち着いていることにより、人の移動が活発になっています。

さて、この3年以上に亘る新型コロナウイルスによる感染も、5月8日から、2類から5類に分類されます。5類とは、季節性インフルエンザと同様になります。現在の感染者数は落ち着いていますが、新型コロナウイルスは感染症状が軽いので、把握できていない人もいることが想定されます。特にゴールデンウィーク明けは、感染者数が増加になるかもしれません。当社のお客様は患者様や高齢者であり、また集団施設ですので、一旦感染すると重症化やクラスターになる恐れがありますので、今まで同様、最大限の注意を払っての業務をお願いします。まだまだ油断しないでください。

一方、人が動き経済が回り始めましたが、観光業や飲食サービス業は人手不足が顕著です。その対策の一つとしては、定着率を上げることです。いつの時代でも、楽しいことややりがいのある所に人は集まります。楽しい職場を作りましょう。

 

2023年5月10日

野球小僧

久しぶりに「野球小僧」という言葉を思い出しました。現在は、野球少年、サッカー少年とか言いますが、この小僧と少年の違いは何なのでしょうか?

この「野球小僧」を思い出させたのは、先月行われたWBCで活躍しMVPを獲得した大谷選手のみならず他の選手の活躍でした。一球ごとに声を出し、得点をすると皆で喜び、仲間を鼓舞する姿は感動ものでした。

野球小僧とは、野球に熱中する子供のことを指していますが、私は熱中の他に、野球を心から楽しんでいることが加わっていると解釈しています。今回のWBCの野球小僧達は、自分の時のみならず、他のメンバーに対する時にも同様に野球を楽しんでいる様子でした。緊張感のある中では、萎縮してしまうことが多いので、楽しむという考えが出てきません。頭の中ではなく、体全体で表現し、言葉でも表現することが重要であると認識させられました。

私達の仕事も、食に携わり、特に新型コロナ禍の中で、健康管理や衛生管理等緊張感のある業務になっています。スポーツとは異なりますが、緊張感の中でも楽しむことを表現しましょう。

 

2023年4月10日

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