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ワールド・カップ

 World Cup Russia大会が行われている。国の威信をかけた戦いが連日行われ、その熱さゆえに、先日の日本とポーランドの試合での采配にも、多くのファンから賛否両論が出た。日本人の美意識には、「潔さ」や「フェアプレイ」があるので、消極的な戦いは、称賛されない傾向になるが、ポーランド戦では、ルールの中での勝利が最終の目的(決勝トーナメントに行く)になるので、最良の選択だったと思う。

 私は、どんな場面でも、「自分ならどうする」と常に考えるようにしている。人は、誰でも意見は言える。しかし、その意見に対し「自分ならどうする」を考える人は少ないのではないか。考えることによって、責任が生まれ、真剣さが増すと思う。私なら、あの場面では、攻めながら守って負ける方法を取りそうである。しかし、この攻めながらの少し綺麗な戦いは、ある意味では甘い方法になり、勝利の女神が微笑んでくれなかったのでは

ないかと考える(結果論だが)。

 徹底した信念を持ち、非難を覚悟しながらも、勝利の高い

確立を取った西野監督は、凄い人だと思う。

 

2018年7月10日