今年も21名の新入社員が入社しました。入社式での新入社員の顔には、緊張感の中に不安と希望が垣間見えていました。頼もしい潜在能力の高い新入社員たちを歓迎しましょう。
毎年新入社員のご父兄への会社説明会がありますが、その最後にご父兄に話すのは「ご子息には、仕事を通じて、多くのありがとうを言われる人になることが最大の親孝行だよと伝えています」と。一日も早く「多くのありがとう」を言われるように、接していただきたいと思います。
さて4月は同時に、会社の事業年度のスタートです。先日の経営方針発表会では、「木こりのジレンマ」の話をしました。切れない斧で一生懸命に木を切っている木こりに、切れない斧を研いだらもっと楽に切れるよと話したところ、研いでいる時間がもったいないと言って、そのままの斧で木を切っているということです。目の前の仕事に追われて効率化や改善を怠る状況を指すたとえ話です。
「木こりのジレンマ」は我社にも当てはまります。切れない斧を切れる斧にすることが重要で、そのためにも、課題を共有し、対策を講じて実践することが必要です。なかなか余裕がないとできませんが、「やればできる」の思いで、実践しましょう。
2025年4月10日
皆様方には耳慣れない言葉かもしれません。「オリンピックスという言葉がついているからスポーツだよね」というくらいでしょう。
「オリンピック」「パラリンピック」「デフリンピック」は聞いたことがあるでしょう。「パラリンピック」は身体に障害のある方の国際的なスポーツ大会、「デフリンピック」は聴覚に障害のある方の国際的なスポーツ大会。
一方「スペシャル・オリンピックス」は、まだまだ一般的には認知されていませんが、知的に障害のある方に様々なスポーツトレーニングとその成果の発表である競技会を、年間を通じ提供している国際的なスポーツ組織です。
栃木県内でその大会を運営しているのが「スペシャル・オリンピックス日本・栃木」(SON・栃木)であり、先日「SON・栃木」の20周年の記念祝賀会に行ってきました。
祝賀会では、支援者やアスリート及びその家族の交流やアスリートのダンスの発表があり、アスリートの皆さんの笑顔に私達は癒されました。アスリートの皆さんは、このような発表の場を通して、見られ、評価され、成長し、笑顔が生まれると感じました。健常者も同様で、正しい評価がモチベーションに繋がりますね。
人は誰でも正しく評価されたいですからね。
2025年3月10日
先日、「運のある人、ツキのある人はどんな人かな」との話題を振った時に、即座に「それは、利他のある人だよ」と言われました。
人は、「自分だけが良くなれば良い」と考える利己の心と、「自分を犠牲にしても他の人を助けよう」とする利他の心があると言われます。
今の時代、利他よりも利己の人が多いと思いませんか?
最近のニュースを見ても、「他国」より「自国」や「環境」より「経済」といった利己の心が働いているように思われます。
相田みつをさんの言葉、「うばい合えば足らず、わけ合えばあまる」が心に刺さります。
ただ利他の心のなかで、「自己犠牲をしても」とありますが、「自己犠牲をしても」が前提ですと継続ができないので、自己犠牲をするくらいの気持ちと言うことになるでしょう。
運、ツキある人への行動を始めませんか?
2025年2月10日
当社において昨年も大きな事故もなく業務が行われましたことは、皆様方の協力の賜物であり、心から感謝いたします。ありがとうございました。
今の時代では明るい未来はなかなか描けないところですが、変えられないものは変えられないので、変えられるものから、明るい未来を描きましょう。
「トキメキ」という言葉、知っていますか?
「トキメキ」とは、喜びや期待のために胸がどきどきすることです。
当社の業務はまだまだ未完成状態ですので、改良や改善等が多々あり、喜びや期待を生み出せる環境でもあります。変えられるものの中から「トキメキ」を見出し実践することが明るい未来になります。
以前、「打つ手は無限」と話しましたが、まさにその実践です。今年度のテーマの一つになります。
本年もよろしくお願いいたします。
2025年1月10日
今年も残すところ1ヶ月足らずになりました。今年は10月の米価格改定を含め約2900品目が値上がりし、また郵便料金も30年ぶりに値上げになりました。そのためか判りませんが「年賀状しまい」の葉書も届き、世の中の変化を感じています。
いま日本では、経済的なGDPは4位ですが、豊かさの指数を表す「人間開発指数」は、22年が19位でしたが23年には24位に下がってしまいました。豊かさは、経済的な面だけではないことが分かりますね。
心の豊かさは、文化の享受、旬の食べものに恵まれた暮らし、自然とともに生きる生活、慈愛や奉仕といった社会活動を通して感じられる生活が必要ではないでしょうか。
確かに世の中は新型コロナ発生以降、SNSやインターネットが普及し新しいコミュニケーションツールでの関係ができますが、基本的には、人とのより良いコミュニケーションは実体験を通して作られると思っています。
経済的には厳しい世の中ですが、心の豊かさを高め、笑顔で過ごし、人との関りを大切にして、助け合いながら過ごしましょう。
2024年12月10日