「ワクワク」

6月下旬、北海道札幌のベーカリー店「どんぐり」の研修を受けてきました。パンデパルクの平日の売上を、「どんぐり大通り店」では夕方の2時間で達成してしまう大繁盛店です。当日「どんぐり」は、野尻社長を始め、2店舗の店長と本部担当2名の5名体制で迎えてくれました。5名それぞれが語っていたのは、

「ワクワク」

というキーワードでした。「ワクワク」とは、これから起きることが楽しみな気持ちであり、その「どんぐり」では、「ワクワク」感を少しでも多くお客様に感じていただけるように教育・運営しているとのことでした。

実際の店舗では、ポップ、盛り付け、色合いを始め、パンの種類の多さと魅力もあり、「ワクワク」感満載でした。「おいしさ」を感じる五感の中で、味覚が1%なのに比べて視覚が87%を占めると言われますが、その理論の実践そのものでした。

そして、ワクワクによる期待を上回る満足があり、多くのお客様から支持を頂いている現実を見させていただきました。

このワクワク感は、外食に限られたことではないと思います。給食でも、人間関係でも必要となります。ワクワクを「する」「させる」を意識しませんか?

うりずん

今年もまた新入社員のフォローアップ研修に「認定NPO法人うりずん」の髙橋昭彦理事長に講話をして頂きました。当社が永年支援をしている「うりずん」は、重い障がいを持つ子どもと家族が楽しく安心して過ごせるために作られた施設です。そして「うりずん」では、障がいを持った子どもと家族が「普通」に暮らすことができる社会を目指して活動をしています。

まず講話は、子どもの「普通」の暮らしについての話から始まります。

「普通」とは、

食べる、排泄する、お風呂に入る、遊ぶ、出かける、学ぶ、働く、休む等

の行為で、この行為を何不自由なく行うことができるということです。しかしこの行為は、障がいを持った子どもにはそれは「普通」ではありません。障がいを持った子どもの外出には、機器を持ったりして大掛かりになり、簡単ではないからです。

私達は、日頃は「普通」を意識することはありませんが、髙橋先生の話を聞くと、「普通」を意識します。そして「普通」に生活できていることが、いかに幸せなのかを感じます。その幸せをどう活かすかが私達の使命ですね。

 

2024年6月10日

「3X3」の魅力

「3X3」は、東京オリンピックで新競技として採用され、一躍人々に知られるようになったバスケットのことであります。その3X3の大会がゴールデンウイーク期間中にこの宇都宮で開催されました。

大会の一つがワールドツアーの開幕戦であり、もう一つがパリオリンピックの予選会であります。世界レベルの大会がこの宇都宮で開催されるのは、他には自転車のジャパンカップがあるだけです。そしてこの3X3は、5人制バスケット日本代表がオリンピック出場を決めたことより、更に人気が高まってきています。

この「3X3」の魅力は、5人制バスケの半分のコートでプレーするため、攻守が目まぐるしく変わるスピーディーな試合展開でしょう。また、DJが会場全体にノリの良い音楽を流させ、MCがトークで盛り上げ、非常にエンタメ性(人々を楽しませる娯楽性)に溢れた競技も魅力の一つです。今の時代にあっていると思います。ここにも「時流」が感じられますね。

ワールドツアーについては、2028年までこの宇都宮でオープニングツアーが開催されます。今年見逃した方は、是非来年楽しんでください。

 

2024年5月10日

令和6年のスタート

集うこともあり、別れることもあり。

始まるものもあり、終わるものもある。

毎年4月は、色々な感情が生まれる時期になります。今年も22名の新入社員が入社しました。緊張感溢れる入社式でしたが、新入社員代表の力強い誓いの言葉に、これからの給食協会グループを担う意欲が感じられました。

この世代は、新型コロナの影響で、コミュニケーションに不安があると言われています。それにより人と話すのが怖いとか、失敗をすることが怖いとか考える人が多くいます。

人生を長く生きている私には、新型コロナの4年間はそれほど大きな時間ではありませんが、新入社員には大きな時間です。修学旅行や体育祭等大きなイベントに影響が出ました。もちろん勉学にも影響が出ました。

皆様方の役割は、当然仕事は教えることですが、コミュニケーション能力も教えてください。まず、会話を積極的にしてください。そして失敗は自分を成長させる経験として捉えて頂き、温かく育てましょう。

 

2024年4月10日

炊き出し支援

元旦に発生しました能登半島地震から早2ヶ月が経過しました。徐々に電気や水道等のインフラも復旧してきていますが、未だ生活が困難を極めている状態です。

そのような状況の中、2月に2回当社が加入している「とちぎ弁当連絡協議会」で、当社からも3名が参加し、炊き出し支援に行ってきました。

支援場所は、輪島市町野町で、宇都宮から約11時間かかる限界集落の自主避難所でした。週一回のお弁当以外は被災者の方が用意している中で、今回の支援は、日頃の当たり前の食事に加えて、晴れの日の食事(鰻やてんぷら)で元氣を出して貰おうと吟味した内容で食事を提供しました。

(その模様は、とちぎテレビの「ナイトニュース9」で放映されました。)

参加者から、被災地は今も大変な状況ですが、この後の復旧や復興に不安を感じたということで、支援の継続について、私達が出来ることで被災者に寄り添いたいと思います。

 

2024年3月10日

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