「成長しなさい」って言われると、遣らされ感になって「嫌だな~」と思いますが、人は生まれてから身体的にも心的でも成長をしてきました。では何故、人に成長が必要かと言えば、幸せになるためです。社会は常に変化し、その変化する環境に順応するためには、成長が欠かせません。
3月4日に、令和5年の定期採用のオリエンテーションがありました。定期採用者は、自己実現の欲求を持って入社してきます。マズローの欲求5段階説があります。「人間は自己実現に向かって絶えず成長する生き物である」と仮説し、人間の欲求を5段階に分けました。1つ下の欲求が満たされると次の欲求を満たそうとする心理的行動を表しています。
欲求の一番下は生理的欲求で、生命維持のための根源的な欲求で、世界では人口の約1割いると言われています。
私達は、5段階のなかの中間の3段階目の社会的欲求にいます。社会的欲求とは家族や集団に所属しているという満足感です。そして次は、承認の欲求です。認められたい、尊重されたい欲求です。そして、次なる皆様方の成長は、自己実現欲求に繋がります。
2023年3月10日
今年の十干、十二支は、癸卯(みずのと う)です。
癸は物事が地下で蜂起していくという意味を持ち、卯は今ある状態をだんだんと他の色に染めていき、世の中を明るくしていくということですので、明るい未来が生まれるような年が想像されますね。
しかし現状では、2月も食品の価格改定(値上げ)が行われ、消費者物価指数より体感的に値上がりの上昇が大きく感じてしまい、癸卯のような雰囲気がないスタートです。
ここ3年新型コロナウイルスに見舞われていますが、厳しい厳しいと言っても何も変わりませんので、今年は「知恵比べの年」として知恵を出して現状を打破しましょう。知恵を出すには、知識と経験が必要です。
新しいものを生み出すのは、何か新しいものへの挑戦が必要です。その挑戦を生み出すのは、皆様の熱意です。皆さんの熱意で、癸卯の年にしましょう。
2023年2月10日
明けましておめでとうございます。
今年は新型コロナウイルス感染が発生してから4年目に入りました。また昨年の世相を1字で表す「今年の漢字」は『戦』になりました。物価上昇等「健やかに新春を迎えられないよ」と思う人が多いでしょう。
では、どのような気持ちで過ごせば良いでしょうか?
私に刺激を与えてくれた舩井幸雄先生の言葉を思い出します。その言葉は、
『必然・必要・ベスト』
過去があって今、今があって未来がある
すべてのことは起こるべくして起こる
だからベストにしたい
です。皆様に「因果律」の話をしますが、その意味を理解し実行すれば、明るい未来ができると信じています。やりましょう、未来のために!
2023年1月10日
新型コロナウイルスの発生から3年が経過しようとしています。その間社会は大きく変わりました。外食から内食へ。それに伴う冷凍食品の利用増。会議や研修の仕方が変わり、対面からZOOM会議へ。そしてテレワークと。今は、かなり当たり前になりましたが、変化から学ぶことは何?
一方世界では人口増加やロシヤのウクライナ侵攻等によりエネルギー問題や食糧問題が生まれ、価格高騰の波が押し寄せています。
なんか悪いことしか書かれていませんが、果たしてそうでしょうか?
舩井幸雄先生(私の師の一人)は、世の中のことはみんな必然だと言われています。
必然であるならば、気づきから学ぶことは何?
ウイルスや戦争が世界をコントロールするのではなく、英知ある人間が世界をコントロールしましょう。
2022年12月10日
10月1日~11日の国民体育大会(以下「国体」という)の後、29日から31日まで全国障害者スポーツ大会(以下「障スポ」という)が開催されました。今回の障スポは、私達に感動を届けてくれた東京パラリンピック後の大きなリアルな大会でした。障スポの参加者は競技ですので、勝負にこだわりながらも、自己へ挑戦するという熱い気持ちが前面に出ていたようです。
私は、両大会の閉会式に出席しました。国体では、最終日に残る選手は少なく、成績表彰式の様相が大きいものでしたが、障スポは3日間という短い期間であったことから、カンセキスタジアムのフィールドには、溢れるくらいの多くの選手が出席していました。
その閉会式は、選手はもちろん、スタッフやボランティア一体となって、参加者への称賛が満ち溢れた時間でした。また同時に、障害者のみならず、健常者も、周りの協力があって、生活し成長しているのだと強く気づく時間でした。
本当の「絆」が感じられた、素晴らしい閉会式でした。
2022年11月10日