うりずん

今年もまた新入社員のフォローアップ研修に「認定NPO法人うりずん」の髙橋昭彦理事長に講話をして頂きました。当社が永年支援をしている「うりずん」は、重い障がいを持つ子どもと家族が楽しく安心して過ごせるために作られた施設です。そして「うりずん」では、障がいを持った子どもと家族が「普通」に暮らすことができる社会を目指して活動をしています。

まず講話は、子どもの「普通」の暮らしについての話から始まります。

「普通」とは、

食べる、排泄する、お風呂に入る、遊ぶ、出かける、学ぶ、働く、休む等

の行為で、この行為を何不自由なく行うことができるということです。しかしこの行為は、障がいを持った子どもにはそれは「普通」ではありません。障がいを持った子どもの外出には、機器を持ったりして大掛かりになり、簡単ではないからです。

私達は、日頃は「普通」を意識することはありませんが、髙橋先生の話を聞くと、「普通」を意識します。そして「普通」に生活できていることが、いかに幸せなのかを感じます。その幸せをどう活かすかが私達の使命ですね。

 

2024年6月10日

Comments are closed.