『リオ・オリンピックからの学び』

8月5日から開催されたリオ・オリンピックは、「東京で合いましょう」を合言葉に、17日間の幕を閉じた。金メダル12個を含む41個のメダル獲得は、ロンドンオリンピックを上回る成績で、この4年間の努力の結果であろう。

 

「地獄のような練習だった」

「これ以上出来ない準備をした」

 

メダルを獲得した選手は、試合後口々にこの4年間の気持ちを述べていたが、言葉一つ一つに努力の重みが感じられた。メダルを取れなかった選手も同じであったと思うが、結果は非常である。

印象的だったのはレスリングの吉田選手で、あの大粒の涙は、4年間の努力と主将としての責任感だったと思う。

悔いのない結果を求めるなら、悔いのない一生懸命な練習が必要である。私達の仕事でも同じであることを、オリンピックは教えてくれた。

 

2016年9月10日

『あたり前のことを、あたり前にやろう』

平成28年度のテーマは、「あたり前」です。基本は、次の3つです。

 

1.感謝すること

2.行動すること

3.掃除すること

 

感謝には、どのような時に、どのような言葉で表すか。

行動とは、どんな結果にも行動が伴うこと。

掃除には、5Sの実践の中で、整理整頓が前提であること。

その他、「あたり前」は色々ありますが、まず基本の実践をお願いします。

 

2016年8月10日

『イギリスのEU離脱』から学ぶもの

イギリスは、国民投票でEU離脱が決まった。世論では、継続が有利と言われるなか、何故離脱の結果になったのか?

離脱派の地方・高齢者は投票率が高く、継続派の都市・若者は、投票率が低かった。特に若者は事前の調査で、継続有利とみて、「自分くらい、投票に行かなくても大丈夫」との意識があったと思う。この意識は、イギリス人だけではなく、我ら日本人にも当てはまろう。

仕事上では、「衛生、自分くらいやらなくても」、「世の中、私が投票に行っても変わらないだろうし」。

そんなことはないのです。すべては、一人から始まることを意識して、行動して下さい。

 

2016年7月10日

『熊本地震から学ぶこと』

4月14日に熊本県を襲った大地震から、早2ヶ月が経過しようとしています。

当時は連日連夜テレビ等で報道されていましたが、今や新聞紙面を大きく飾ることはなくなりました。東日本大震災は発生から5年が経過しましたが、それでも徐々に風化しているように思われます。東日本大震災より小さい熊本地震の場合は、風化は更に早まると思われます。

今回の災害も「日常の生活は、一瞬で壊れる」と、5年前同様我々に教訓を与えてくれました。自分の身は自分で守る、準備を怠らないようにすることが原則になると思います。

これは、衛生にしても然りです。日頃の準備(衛生勉強、評価等)をして、当たり前の安全な食事提供をお願いします。

 

2016年6月10日

『鯉のぼり』

5月5日は、こどもの日。鯉のぼりが棚引く季節です。

こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」が主旨ですが、以前は「端午の節句」と呼ばれ、五節句の一つとして奈良時代から伝わっている日本の行事です。「七草」「桃」「笹」「菊」の節句もあり、季節感溢れる行事のある日本は本当に魅力ありますね。

端午の節句は、菖蒲の節句とも言われ、菖蒲が尚武(勝負)に変わり、男の子の成長を祝う節句になり、「兜」や「鎧」を飾ることになったと言われています。

テレビでは東京タワーに因んで333匹の鯉のぼりが棚引いていました。

今の世の中は世知辛いですが、だからこそ、今に伝わる日本の風習や行事、文化を楽しむ余裕を持っていたいものです。

 

2016年5月10日

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