例年の入社式は、新入社員が不安と希望に溢れ、晴れやかな気持ちで臨んでいましたが、今年は新型コロナウイルス禍の中で行われ、新入社員には戸惑いの顔も見られました。現在、首都圏を始め、栃木県内でも17名(4月2日現在)の感染者がおり、増加傾向になっていますので、開催するか否か悩みましたが、熟考の上開催をいたしました。勿論、新入社員の当日の健康管理や行動歴等も確認し、密閉・密集・密接に配慮した中での式典でした。その理由は、
①当社の安全と健康に対する理念を更に深めてもらうこと。
②今、自分たちは何をすべきかを理解してもらうこと。
でした。私の座右の銘は、「優しさ」「強さ」「愉しさ」を掲げていますが、人として一番大切なことは、何といっても「優しさ」です。この優しさは、自分だけに向けると「甘さ」になりますが、正しい「優しさ」は他人や地球に向けられることです。安全とは何か?安心とは何か?自分が今できることは何か?を入社にあたり、強く伝えたかったところです。どんな時代でも、想定外のことが起きますが、その時の対応を別けるのは、人間性そのものです。
2020年4月10日
昨年の12月から湖北省の武漢から発生した新型コロナウイルスが、猛威を振るっています。中国では、当初から新型のコロナウイルスと判っていましたが、公表しない対応の遅れが今回の拡大に繋がったと言えるでしょう。
その後の春節による移動や大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」による感染拡大は、既報の通りです。またここに来ての小中高校の休校要請は、大きな弊害ももたらしそうですが、対応が適時だったのかは、後日判明するでしょう。でも、初期の対応が非常に重要であることは明白であります。
しかし、この中国政府のとった対応を、私達もしている可能性があります。ミスは、人であれば必ずといっていいほど起きるものです。 ミスをした時に隠し立てをすることなく的確な対応を行えば、事が大きくなることはないでしょう。
今回、自国の名誉や利益のためだけに行動した中国政府の姿を、私達は
真似をしてはならないと思います。
「お客様、ファースト」肝に銘じたいですね。
2020年3月10日
VUCAとは聞きなれない言葉ですが、この意味は、不確実の時代、先の
読めないということです。V(変動制)、U(不確実性)、C(複雑性)、
A(不透明性)に当てはまる今、新型コロナウイルスや地球温暖化による豪雨大災害、そしてイギリスのEU離脱、米国を始め自国第一主義の台頭等に表れています。また、AIやITが進化し、自動運転も含めて生活が一変する時代もそう遠くないことと思われます。
そのような時代では不確実のため、さらにストレスによる心の病も増加してきます。日本のうつ病患者数は500万人を超え、年々増加傾向です。心理学者のアルフレッド・アドラーは人の悩みのほとんどは、人間関係と断言していますので、VUCAの時代は心にも影響を及ぼし、各所に現象が
出てくるでしょう。
では、VUCAの時代をどのように生き抜くかを考えますと、先見性を
磨き、楽しい人間関係を構築することだと思います。
今年も楽しみましょう。
2020年2月10日
清々しく、新年をお迎えのことと思います。本年もよろしくお願いします。
令和2年の2月4日からの1年、私の年回りはあまり良くないそうです。
「自重して過ごしなさい」という年だそうです。このような年は、誰でも9年に1回は来ますが、私は今年です。
そのようなときはどうするか? ⇒ 「断」
自分の好きなことを、1つ断つと良いと言われます。以前にもありました
ので、9年前は「芋焼酎」、18年前は「缶コーヒー」を断ちました。好きなものはいつでも思い出すので、思い出すたびに「自重」「自重」と心の中で叫ぶことにより、目的が達成されやすくなります。この2つの飲み物は、今も殆ど口にしませんが。
今考えますと、以前の時は何とか無事に過ごせましたので、効果は
ありそうです。私は、勝手にそう思っています。
2020年1月10日
我社では、世間で一般的に言われている忘年会を“感謝祭”と呼んでいます。忘年会とはその名の通り今年1年の嫌なことや苦しかったことを忘れて、新しい気持ちで新年を迎えようとの趣旨ですが、我社では会社を支えている最前線にいる社員の皆様方の1年の労を癒す集まりです。
今年は、一人でも多くの社員の労をねぎらいたく出席のお声がけをしています。一人の施設の勤務者は、知り合いもいないため参加し辛いと思いますが、一度来てしまうと仲間や知り合いも出来、楽しい時間になると思います。席も配慮しますので、勇気を奮って参加をお願いします。
令和の祝賀パレードを多くの方が見たと思います。令和が穏やかな時代になるように、一人一人が優しく自分の役割を進めていけば、実現すると思います。
そのためにも、日々一生懸命役割を果たしていきましょう。
2019年12月10日